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胃がん

胃がんの初期症状
(前兆)は?

など

胃がんがあると、上記の症状が現れます。貧血や黒い便が現れると、がんによる出血を疑う必要があります。胃がんの初期段階では目立った自覚症状がない場合も多く、ちょっとした症状でも注意が必要です。
これらの症状がある場合は、胃カメラ検査をお勧めしますので、当クリニックへご相談ください。

自覚症状が出てからだと手遅れになる?

症状が出てからでは、がんがすでに進行している可能性もあります。また、辛い食べ物や暴飲暴食などが原因で起こる急性胃炎の症状は、胃がんの主な症状と似ているため、症状を無視して検査や治療を受けない方もいらっしゃいます。
胃がんは早期に発見し治療することが大切なので、症状が軽くても繰り返す場合は早めに消化器内科を受診し、胃カメラ検査を受けることが重要です。

胃カメラ検査


胃がんとは

胃の内側にある胃粘膜から発生するがんです。初期の段階では自覚症状が無いことが多く、気づかない間に進行してしまうことがあります。進行すると胃の外側まで大きくなり、周囲に広がり、他の臓器やリンパ節へ転移することがあるので、注意が必要です。本邦でのがん死亡者数は胃がんが男性は第3位、女性は第6位(2022年時点:国立がん研究センター人口動態統計がん死亡データ)となっており、50歳代以降に発症する傾向があります。しかしながら、胃がんの中には「スキルス胃がん」と呼ばれる種類があります。これはがん細胞が胃の壁に浸透し、広がりやすいタイプで、早い段階では通常の胃がんよりも見た目が目立たないことも多く、症状が出始めた時にはすでにがんが転移していることも珍しくありません。スキルス胃がんは20~40歳代の若い女性に多いといわれており、注意が必要です。
胃がんは早期に発見し、早期に治療することによって根治が可能な病気です。胃がんを早期に見つけるために、胃がん検診の受診や、少しでも気になる症状がありましたら速やかにご相談ください。


胃がんの原因

胃がんのリスク要因としては、喫煙、食生活の乱れ(塩分の過剰摂取、野菜や果物の不足)、ピロリ菌の感染などがあります。胃がんの原因として最も多いのはピロリ菌の感染であり、胃がんになる患者さんの多くがピロリ菌に感染しているといわれています。

ピロリ菌


胃がんの検査

胃がんの検査胃がんの検査には、胃カメラ検査と胃部レントゲン検査(バリウム検査)があります。胃部レントゲン検査の場合は、バリウムを飲んでいただき、X線(レントゲン)を照射して胃を撮影します。胃カメラ検査は、カメラで直接胃の粘膜を観察し、病気の有無を調べる病理組織検査が同時に可能です。小さな胃がんや凹凸が目立たないような早期の胃がんは胃カメラ検査でないと発見が難しい場合もあります。

胃カメラ検査


胃がんの治療

早期に発見された胃がんは、胃カメラを使った内視鏡的治療により切除が可能です。必要に応じて、連携医療機関へご紹介し、スムーズな治療をお受けいただけるようサポートいたします。

内視鏡的治療

早期の浅い層の胃がんであれば胃カメラを用いた内視鏡的切除が第一選択となります。内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)といった、スネアと呼ばれる針金の輪っかや、電気ナイフで病変を切除する方法があります。

外科的治療

胃がんが深い層まで進行している場合に行われる治療法です。開腹手術や腹腔鏡手術を用いて、胃の部分的な切除や胃全体を切除します。

化学療法

再発を抑えるために外科的治療の前後に行われることも多く、抗がん剤治療を内服薬や点滴によって行います。手術後にがんが再発した場合や、他臓器への転移が認められて手術が難しい場合には、この化学療法が主な治療法となります。


胃がんの余命・生存率

胃がんは早期に発見されて治療を受けた場合、予後は良好で、5年生存率が90%以上といわれています。
しかし、がんが進行するにつれ、生存率は低下し、特に遠隔臓器に転移したステージⅣのがんでは、5年生存率は10%以下と言われています。
胃がんを完全に治すためには、早期発見が重要です。